ほ〜むぷらざ6月(多重知能)

ほ〜むぷらざさんに、「ワンコイン勉強室から」というタイトルで連載の機会を頂きました。
画像をクリックするとPDFファイルを開いて、ページ右上の「 ↓ 」ボタンからダウンロードもできますので、ご関心ある方はお楽しみ頂けたら嬉しいです。

また、1300文字程度の原稿を書いて、ちょこちょこカットされてしまってたりするので、ブログでは元原稿をそのままアップしたいと思います。

カットの理由としては、文字数の調整もありますが、いろんな方が読む媒体なので、「誰か特定の人を傷つけたりしないように」という視点で編集者さんに編集して頂いています。

このカットが、普段好き勝手にブログやfacebookを書いている時と緊張感が全く違うので、とても勉強になります。

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____ 以下、元原稿 ____

タイトル:(4文字)多重知能(Multiple Intelligences)

社会人になり、妹二人ときょうだい雑談をする機会が増えました。ある時、下の妹がこんな事を言いました。「にぃにぃ、自分たちさ、よく愚れなかったよね」「え?どうして?」「だってさ、クリスマスプレゼントとかって、ねぇねぇが鉛筆削りで、私はハサミだったさ。いつも勉強に関係するものばかりで、欲しいものもらえたことってなかったよね。」「そうだったかも」「小2のある時、クリスマス25日終業式終わって帰ったら『サンタさん来てたよ〜』って母さんに手渡しされた。中は洋楽のCD。小2だよ!?」小さい頃の話だったので、すっかり忘れていましたが、思い出してみると我が家は勉強以外の物はあまりもらえず、近所の友達がマンガやゲーム機をお父さんに買ってもらったり、家族で旅行にいったり、外食したり。我が家にはそういう楽しみはあまりありませんでした。代わりに、レコードや英語プレーヤー、ダイヤブロック(今のLEGOのようなもの)、将棋、図鑑、顕微鏡、100色クーピー、アップライトピアノ、母の琴それに加えて”サンタさん”からの鉛筆削りやハサミ、洋楽CD、などが私たちの遊び道具で、買ってもらえないゲームやおもちゃは近所のお店からもらってきたダンボールで工作してきょうだい3人で遊んでいました。

学習補助を始めた頃、子ども達の学ぶ環境を楽しくできないかな〜といろいろと調べていると、友人から「MI(エムアイ)」という興味深い話を聞きました。ハワードガードナーさんという偉い学者さんがその理論を提唱されているですが、彼は「人には複数の知能がある」と仰っています。人間は誰しもいくつかの知能を持っていて、生物学的文化的研究に基づいて8つの知能(多重知能)をあげています。

人の話や物事の規則性を考える事が得意な「論理・数学的知能」。話をしたり本を読んだり名前を覚える事が得意な「言語的知能」。手先が器用だったりダンスで感情を表現する事が得意な「運動感覚的知能」。動植物を見分けたり、観察・収集したり、情報を分類する事が得意な「自然博物学的知能」。音の高低や音調、リズムを聞き分けたり作り出したりする「音楽的知能」。地図などを見て細部から全体までを瞬時にとらえる事が得意な「空間的知能」。人の雰囲気や性格や気持ちを見分けて友達を作る事が得意な「対人的知能」。自分の気持ちや感情に関心があって自分で行動を決める事が得意な「内省的知能」。

社会人になって、私自身この8つの知能の得意とするものが仕事に活きている事に気付きました。そしてこの知能を伸ばす事ができたのは、小さい頃のお家の環境やきょうだい遊びの中で培ったんじゃないか?と気付きました。当時の3きょうだいは辛い思いをしていましたが、今となっては笑い話のネタでもあったり、仕事にも繋がっている事を考えると8つの知能を伸ばす事ができる「環境」を偶然か必然か作ってくれた父と母には感謝しています。ワンコイン勉強室ではピアノやパズル、本や図鑑、植物などをちりばめた環境を作り、教室で観察した子ども達の興味を示した行動や様子、学習感想を踏まえて保護者面談にてご家庭での学びの促進を提案しています。「多重知能・MI」、何かのヒントになれば嬉しいです。

本文:(1327文字)

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