ほ〜むぷらざ1月(自立登校)

スクリーンショット 2017-08-19 1.29.42.png

__ 元の原稿 __

タイトル:二人三脚から自立登校、そして新しい母娘の繋がり

 不登校から高校進学が不安で二人三脚で取り組んできたハナさんとお母さん。

生活面では、高校生活を意識して食事と運動を続けてきた事もあって、冬のワンコイン勉強室での鍋パーティでは、ドンブリ二杯に帰りにコンビニによって車中でおにぎりも追加で食べれるほどになりました。

 勉強面では、学校で受けれなかった授業を適応指導教室やインターネットの無料解説動画などを活用して少しずつ遅れを克服していきました。

それでもやはり、まだまだ15歳の中学3年生にとって焦りと不安はそう簡単には無くなりませんでした。「もし、高校に入れなかったらどうしよう?高校に入れてもまた通えなくなったらどうしよう?」学校の先生方やお父さん・お母さんが励ましてくれるのはわかるけれどもついつい頭をよぎってしまう。「入れなかったら?また通えなくなったら?は、その時考えよう」と思ってもやはり考えてしまう。

 初めての経験は誰だって不安です。その不安を取り除く何か良いテクニックがあるかといえばやっぱり王道ですが「自分がやってきた事」を信じる事を繰り返し伝えます。勉強ノート、日々の生活面や勉強面を記録してきた手帳、解いてきた模試や演習プリントを見返し、間違えたところや忘れていたところ、保留にしてきたところを1つずつ仕上げていきます。年が明けてハナさんは過去問にも取り掛かり始めました。そしてある時、苦手だった数学に向き合うハナさんに気づき質問しました。「前はわからない事、知らない事がいけない事だと思っていました。でも今は、これから知る事やわかる事がまだまだたくさんあるんだと思えて楽しくなってきました。」と、ハナさんの返答は頼もしく気持ちはいつのまにか前向き変わっていました。こうして、ハナさんは無事に高校入試(県立高等学校全日制入学者選抜学力検査)に合格する事ができました。

 高校に入学した後のハナさんの進捗は、同じ高校に2年前に進学していた卒業生から聞けました。「先生、ハナさん、今日うちの部活に体験に来ていたよ」「先生、ハナさん生徒会に立候補するみたいよ」「先生、ハナさん陸上競技大会で選手宣誓していたよ」と。1年前のハナさんとは全くの別人の活躍ぶりに思わず「大丈夫か!?息切れしないかな」と卒業生と毎回爆笑してしまいました。

 連載を始めるために半年ぶりにお会いしたお母さんは髪型がショートに変わっていらっしゃいました。「ハナ、体力が付いて来たからか毎日学校に通えてますよ。びっくりする事に、今の得意科目は【数学】で、ちなみに先月の中間テストのクラスの席次は1番だったんです。本人は謙遜してますけどね(笑)」私は、小学校入学から高校入学までの二人三脚がようやく落ち着いた今のお母さんの目標や心境を聞いてみました。

 「娘達が自立したら、私は海外に遊びに行くって宣言してるんです。今は『ゆるまリスト』にはまっています(笑)」

 仲良しハナさんとお母さんがこれからも楽しく健康で豊かでありますように。

本文(1218文字)

関連記事

広告