修行中の彼

民族資料館で当時の信仰に使われた道具を見ていると、突然現れた人影に思わず声がでる。

👦「驚かせてすみません。この水晶大きいですね」

聞くと、20代前半の彼は石を扱う仕事をしていて、今、カミンチュの修行をしているとのこと。

修行者に会うのは初めてで、思わず話に聞き入る。
龍の話、神様の話、修行に至った話などなど。

👦「せーのでオーラの色を言い合いましょう!せーの!」

で、答えたらそれは彼のオーラでなく私だった😅

なんかまぐれで当たっていたみたいで、オーラの解説が始まる。

続けて家系の話、歴史の話、彼とは握手をして別れた。

噂には聞いていたけど、
道具がなくても見えるようだ。

彼の場合は、ボンって煙が出てきてモヤが晴れると身体の中に入ってきて、言語や音ではなくイメージでわかるらしい。

ARっぽい事が彼の日常で起きてるんだろうなーと思う。

帰り際に、最近気になっていた腰痛を指摘され、
つらづらと対策を述べられた事に驚いた。

🤓「ところで、修行が終わるとカミンチュになるんですか?」
👦「カミンチュってのはなんか上から目線なので、シャーマンでありたいと思ってます。」

本当にこういうこと事あるんだなーという思いと、
彼の終始笑顔な事に感心した。

彼の修行が無事に終わりますよう

夏期集中講座実施レポート(沖縄大学・ボランティア体験)

沖縄大学の集中講座を企画運営する機会を頂いた。

前期、後期の授業を企画することはあったが、4日連続する集中講義はまた違ったカリキュラム設計ができて面白そうだな〜と思って、考える時間を頂いた。

授業テーマが「ボランティア体験」ということだったので、すぐに体験学習法を思いついたのだが、「ボランティア」というとき、どうしても「人助け(福祉)」というイメージがあった。

そこで、ちょっとその【前提】を変えてみたいなぁと思い、次のような妄想をする。

  • 言葉を発しない自然を守るのもボランティアになるのでは?
  • 自然を守るという意味では、化学農法や有機農法とは異なる自然農法も一つの手段では?
  • 自然を守るということは、郷土を守ること、文化を守ることにも繋がるので、沖縄の文化歴史を知ることを事前学習にしてはどうだろうか?
  • そもそもボランティア=助け合いとするなら、沖縄には「ゆいまーる」のように助け合いを意味する言葉がある。しかし、現代社会ではどんどん家族関係や地域コミュニティが希薄になってきているので、そこも伝える機会をもってはどうだろか?

と、いう具合に最後は私好みの郷土文化学習っぽく考えて、先生に相談してみる。

「農家さんの農作業を手伝うことで、自然助け(環境)となり、郷土文化や歴史を事前事後学習で学ぶ内容でもいいか?」

と。以外にも先生は即座に承諾して頂けた。

それでカリキュラムイメージを作成した。

集中講座カリキュラムイメージ

カリキュラムイメージをもとに、前々から考えていた農家さんにアプローチ、事前事後学習をお願いしたい講師にアプローチ、急な依頼にも関わらず、みなさんご快諾いただけた。(涙)

そして、細かいカリキュラム内容を作っていった。また、カリキュラム作成は、キャリア教育で使用する社会人基礎力との関連も合わせて考えてみた。

カリキュラム(社会人基礎力との対応表込み)

授業の内容はこちらでレポートするとして、学生からの感想を下記に共有する。

文化の学びを深めた人、歴史の学びを深めた人、沖縄の学びを深めた人、農業について学びを深めた人、様々で面白い。

いろんな気づきが学生たちの将来や沖縄の未来にちょっとでも変化を起こすと嬉しい。

貴重な機会をくださった沖縄大学 島袋隆志先生、
協力してくださった、
オフィス・サンジチャーの具志堅邦子、具志堅要さん、
宜野湾市の地域振興事業を行う崎原理恵さん、
沖縄の文化発信活動を行う阿波根あずささん、
そして、今回素晴らしい体験学習にご協力頂いた
合同会社沖縄れんこん代表の宮城優さんとスタッフさん、
4日間の集中講義に参加してくださった学生さんに感謝。

学生の感想











子どもの社会接続へ

2013年、職能訓練塾を立ち上げようと、初っ端でつまづいた。
課題は「児童福祉法」とシェアした記事の「1人一社制」だった。

2014年、職能訓練プログラムの実現性を知るべく、県内実業高校で非常勤講師で働く。

2015年の大学院の研究の概念設計段階において、こちらの課題まで含めたい!と原稿を提出した際に、指導教員から「かなめ君のしたいことは工学を超えて社会学や経済学まで入ってくるよ😁広すぎるから、今回はもう少し絞っては?😁」といつもがーじゅーな私でも理解できる心優しいアドバイスをいただく。本件は博士課程に見送る。

2016年、産学連携キャリア形成会議でこの議題に触れた時、とある県内ホテル業の人事担当者は「1人三社制」とも話されていた。

2017年、児童福祉法はとある弁護士・社労士の協力表明を頂けた。(2019年現在も高校側のこのルールについてはまだまだ実態がつかめていない。)

2017年、国家戦略特区を使って打破できないか県庁にヒアリングに行き、「利害関係者の交通整理ができたら県も検討段階に入れますよ😁」と前向きなコメントを頂いた。
また、2002年の卒業論文をアップデートした職業体験プログラムを大学生長期インターンとして『女性たちの生き方が詰まった、読めて書ける手帖”pinto”』を制作し、県内高校生大学生に配布をする。(https://www.instagram.com/alpaca.school/

2018年、学習学協会の本間正人先生より、school-work-transitionsの概念を解説いただき、なんとなく模索していた方向性が見えてくる。

2019年3月、「子供の社会接続のための長期成長ケア」の調査研究と情報共有を行う「次世代による沖縄ルネサンス学会」をスタートする。
(7月の勉強会 https://news.ryukyu-tane.com/190728careereducationcoordina…/

2019年9月、
ついに顕在化されてきたので、これは好機
沖縄で「キャリア教育」や「社会教育」に関わる方も増えてきたので、それもまた好機

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就職後3年以内の離職率(2012年)は高卒では55. 2%という調査もある。
(沖縄県における若年雇用問題に関する調査報告―ミスマッチを生む意識構造の分析 を中心にー:沖縄振興開発金融公庫、沖縄国際大学名嘉座元一
https://www.okinawakouko.go.jp/…/20161222_jyakunenkoyo_01.p…

6割近い生徒が大学進学しない沖縄県内の子ども達のキャリア形成を考えるとき、中学教員や保護者にそのあたりを伝える事も、ある意味で子ども達の明るい未来を考える手立てにはなると思う。

彼らの正のスパイラル(好循環)なキャリア形成に向けて、ちょっとまとめてみた。